アナログ盤をCD化するために
過去のBLOGで書いたように、マスターテープもマルチテープも割と簡単になくなってしまう環境だったんだな。と、ぼんやり。
ぼんやりしながら、手元にある二枚のアナログレコード盤をながめた。
『赤色人形館』の参加ミュージシャンからは、「生活向上委員会」「じゃがたら」の篠田昌已さん、「スターリン」の杉山シンタロウさん、「マリンコーニア」「新宿アキ」の久保田安紀ちゃんが他界してしまった。
『パンドラの呪文』の参加ミュージシャンでは、「じゃがたら」の江戸アケミさん、ナベちゃん、それから篠田昌已さんはこのアルバムにも参加してくれましたね。こんなにたくさんのステキな人が別の世界に行ってしまった。
今ここで、私が元気なうちにきちんとしておかないと、もうこの音を誰もが聴ける形で残すことなんかできないかもしれない。
いろいろ悩むこともあったけれど(というか今も戸惑ってばかり)、『赤色人形館』と『パンドラの呪文』をCD化できるか動いてみようと思う。
もしかしたらできないかもしれないけど、できるところまで頑張ってみようかと。
ざっと頭に浮かぶ作業だけでこんなにある。
1.アナログ盤から音を吸い上げる作業、レコードのブチブチ音を消す作業。
……できるのだろうか。
2.マスタリング作業(どうしたらいいんだろうか)
3.CDプレス。ジャケットデザインをして印刷
4.流通。(これは無理かな?)
↑気が遠くなるような未知の世界の作業。できるかな? 抜け漏れはない?
私の大好きなミュージシャンたちと作りあけた音をデジタル化できたらなあ。
さあ、『赤色人形館』『パンドラの呪文』デジタル化奮闘記が始まります。めでたくCD化できるのでしょうか……(不安……)。
うまくいっても失敗しても、ここで報告していきますね。
ななきさとえ
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