おかえり、25年前のマルチテープ
1992年、LAで録音した『NANAKI & THE SPICE』のライブ演奏マルチテープが25年もの月日を経て津秦一郎の元に届いた。
上田知華さんが偶然このマルチテープを発見。そして演奏者に届けようと我々メンバーの名前をネットで検索して探してくれたそう。
検索でヒットしたのは中野督夫さん(とっくん)の博多ライブに参加する津秦一郎の名前。そこから上田知華さんは、まずとっくんに連絡をしてくれた。
上田知華さんと中野督夫さんは知り合いではない。しかも知華さんは我々のことをすっかり忘れていた。
そんな昔の覚えていない人たちのマルチテープなんか発見しても普通はそのままにしても良さそうなもの。でも上田知華さんは一生懸命さがしてくれた。
KARYOBINの上田知華さんからセンチメンタル・シティ・ロマンスの中野督夫さん経由で届いた音源。なんてゴージャスなんだろう。
音を作ることを大切にしてきた知華さんに発見してもらったから届いたマルチテープ。とっくんも恐らくメールとか苦手だったろうに懸命につないでくれた。
このマルチテープも昔の物なので音を出すのはなかなか大変らしい。もっとも音を出せても権利がメンバーにはないから、どうしようもないんだけどね。
長い年月、ほこりをかぶっていたマルチテープ、お帰りなさい。あたたかいお気持ちで届けてくださった上田知華さん、繋いでくれた中野督夫さん、ありがとうございました。
ななきさとえ
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